わが家の6歳の子の急な夜泣き…調べてみると「夜驚症(やきょう症)」なるものも…。
夜泣きや夜驚症の原因は、まだはっきりとは解明されていないようで、起こる切っ掛けもその子その子で違いがあるようです。
今回は6歳のうちの息子の夜泣き?夜驚症の泣き叫んでいた「意外だった原因」を紹介します。
解決するとぐっすり…「こんな原因もあるんだぁ」なんて参考になれば!!
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6歳のうちの子は夜泣き?夜驚症(やきょう症)?
少し調べてみたら「夜驚症」というものがあるみたいです。
私も知らなかったのですが、少し「夜泣き」とは違うところもあるようですので簡単に!!
夜驚症(やきょう症)って!?
睡眠中に突然起き出し叫び声をあげるなど、困惑と興奮が続いてまた眠りに入る症状。
その間は周りの話しかけにも反応は鈍く、目を覚ました後は覚えていないなどの特徴があるとのことです。
脳の一部だけが起きてて他は眠っている状態で、いわゆる睡眠障害の一種だそうです。
夜泣きと夜驚症の違いって!?
夜泣きと夜驚症は似ている点が多いようですが、基本的な違いは。
夜泣き
- 生後3カ月~1歳半ごろの乳児に多く見られる
- 浅い眠りの時に起こり、声をかけたりなだめたりすると目を覚ます
夜驚症
- 2~3歳以後の幼児が多く12歳頃まで出ることがあり特に5歳前後が多く見られる
- 深い眠りの時に起こり、声を掛けても本人に届かない事が多い
そんな特徴があるようです。
ちなみに人は、眠るとすぐに深い睡眠の「ノンレム睡眠」に入り、その後に浅い睡眠の「レム睡眠」に移り、これを繰り返しているようです。
そのサイクルは、大人で90~120分を1セット、幼児で40~60分、新生児で40~50分だそうですよ。
夜驚症の原因・きっかけは?
脳の中の睡眠と覚醒の調整がうまく働かないために起こる現象・・・ということは、ようは脳は眠っているのに、身体だけが起きているってことですかね。
特に子供の脳は発達過程でまだ未熟なために起こりやすいようです。
では、その現象が起きるきっかけはどうなのでしょう。
- 交通事故などの強い衝撃的な出来事に合った
- 怖い話を聞いたり怖いテレビを見た
- 発表会や運動会などの緊張
- 小学校に上がるなどの環境の変化
ましてや
- 家族旅行などに行った
- 友達と楽しく遊んで興奮した
などの楽しい出来事まで切っ掛けになってしまうようです。
精神的ストレスなど、心の状態と関係が深いそうで、症例や原因・きっかけは子供によって様々…。
ということは、子供の数だけあるということですね。
6歳のうちの子の場合は…?
うちの子の夜泣きが起きた日は、夜中に寝苦しそうに「うーーん、んーー」言い始めたのですが、その後に突然起き上がって何か怯えるように叫び始めました。
なんとなく熱でうなされている時と同じような感じにも見えたのですが、風邪をひいていた訳でもなく、熱もありませんでした。
後から思い出してみると、
- 夜遅くでグッスリ寝ていたので深い眠りだった
- 始めのうちは声を掛けても届いていない
- 6歳という年齢
うちの子の夜泣きだと思った症状は「夜驚症だったのかな」なんて思います。
6歳のうちの子の夜泣き?…夜驚症?の原因!!
前にも書きましたが、うちの子は夜中に突然起き上がって叫び始めたのですが、「どっか痛いのか?」なんて話しかけても反応は無く…熱も無い…原因に心当たりもありませんでした。
アレッ!! なんか様子が…コレが原因か!!
何かできる訳でもなく、とりあえず様子を見ていたのですが…
なんか動き回りながらも、時々モゾモゾ…

アレッ…なんか似ているなぁ…
その時の子供の様子が、なんとなく「おしっこを我慢している時」と似ていたんですよね。
試しに「おしっこ行くかい?」って聞いてみたのですが、始めのうちは届いていない様子で反応は無し…。
でも、まだモゾモゾ…しているので、もう一度聞いてみると。
今度はうなされながらも「うん」という返事が帰ってきました。
そのままトイレに連れて行っておしっこ済ませたら、その後はうなされる事も無く、ぐっすり寝始めました。
そうなんです、うちの子の原因は「おしっこ」でした!!
POINTおしっこしたいけど寝てるから行けない…
けど、おしっこ行きたいから寝れない…
パニック!!みたいな感じでしたよ。
他にも原因はあったのかもしれませんが、原因の一つ、切っ掛けは「おしっこ」だったと思います。
後日また同じような事がありましたが、その時も同じ原因でトイレで「おしっこ」を済ますと、その後はグッスリでした。

こんな原因もあるんですね!!
思い当たる所もあるような…
後から考えると、思い当たる所があるような…。
うちの子は、なぜか布団に地図を書くようなビショビショな「おねしょ」をしたことが無く、したとしても少しパンツが染みるくらい。
「おねしょはしたくない」って気持ちが強いようで、気にし過ぎてるぐらいです。
「おねしょくらいしてもいいんだぞ」なんて言ってはいるんですけど…。
知らず知らずにストレスになっていたのかなぁなんて…。
ちなみにうちの子は、どちらかというと神経質な方で、軽いチックも数回出ました。
それと、今年で保育園も卒園で小学校の準備もいろいろ始まってきたので、そんなドキドキも重なったのかなぁなんて…。
夜驚症への対処
「夜驚症の原因・きっかけは?」でも書きましたが、原因・きっかけは様々なようです。
事前に防いであげられれば良いのでしょうが、なかなか難しそうですね。
そこで子供の夜驚症へのパパ・ママの対処ポイントを少し紹介します。
その1 落ち着いて対応する
始めてみる時はびっくりすると思いますが、まずは落ち着いて見守る事が大切なようです。
その2 無理矢理押さえつけたりしない
子供がパニックになっても無理矢理押さえつけたり止めたりしない。かえってひどくなることもあるそうです。
その3 子供がケガしない環境に
子供が動き回るようならば、ガラスなどの危ない物をどかしたり階段や戸締りなど、危険な場所に行かないようになどの環境をつくる。
その1 規則正しい生活リズム
なかなか毎日きっちり一定は難しいとこもあるので、夜間睡眠に支障の出ない範囲でできるだけというくらいのゆとりを持って。
ちなみに、この頃の夜間睡眠時間は連続で10時間が目安だそうです。
その2 子供にリラックスさせる
色々方法はあるようですが入浴はいいようですよ。
ぬるめのお風呂でゆっくり副交感神経を高めリラックス、寝る1時間前に入浴するのが最適なようです。
その3 テレビやゲームをひかえる
テレビやゲームのやり過ぎの影響もあるらしいので、思い当たるようなら一度やめさせて様子を見るのもいいようです。
とはいえ、原因も切っ掛けも様々な夜驚症…はっきりとした解決策がある訳でもないようです。
あまりに激しく、親子の睡眠が削られ健康に支障をきたす、また学校や保育園・幼稚園の宿泊行事などがあって不安な時などは、小児科(小児精神科)・神経科などの専門機関へ相談してみるのもいいかもしれません。
まとめ
ということで、今回は「6歳で夜泣き…夜驚症?うちの子の原因」ということで、わが家で起きた夜泣き、夜驚とその意外だった原因を紹介しました。
うちの子の場合は意外にも「おしっこ」でした。
あくまでうちの子の場合ですが、似たような症状でしたら試してみてもいいのかもしれません。
うちの子の場合は、すぐに治まりその後は出ていませんが、あまりにも激しかったり、長い期間続くような場合、また少しでも気になるようでしたら、他の病気が隠れている場合もあるようですので、専門機関へ相談するのが一番ですね。
必ず原因が見つかる訳でもありませんし、時間が解決してくれるのを待つしかない場合だってあると思います。
子供も、また子供の脳も一生懸命に育とうとしているからこその症状なのかもしれません。
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